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花王、「CLOオブザイヤー2026」大賞を受賞 物流を経営課題と捉えた改革が評価

公開日:2026.07.27最終更新日:2026.08.30

花王株式会社は、日経ビジネス主催「CLOオブザイヤー2026」で大賞を受賞しました。物流部門の独立やCLO選任、物流拠点の自動化、異業種との共同配送など、経営視点で進める物流改革が評価されました。

このニュースのポイント

  • 花王が「CLOオブザイヤー2026」の最高賞となる大賞を受賞
  • ロジスティクス部門独立とCLO選任により物流を経営課題として推進
  • 物流拠点の自動化や9社による共同配送コンソーシアム「CODE」などを展開

花王株式会社は、2026年7月23日に日経ビジネスが主催する「CLOオブザイヤー2026」の最高賞となる大賞を受賞しました。物流を重要な経営課題と位置づけ、経営体制の強化や物流拠点の再編・自動化、他社との共同配送などを進めてきた取り組みが評価されました。

ロジスティクス部門を独立しCLOを選任

花王は2026年、SCM部門からロジスティクス部門を独立させ、経営や販売部門との連携を強化しました。また、制度上の義務化に先駆けて物流統括管理者(CLO)を選任し、物流課題への対応を経営アジェンダとして推進しています。

物流拠点の再編と自動化を推進

国内31カ所の物流拠点について、老朽化や物量変化を踏まえた再編を進めるとともに、自動化設備の導入を拡大しています。豊橋工場の次世代自動倉庫では、バース予約システム、自動倉庫、仕分けロボット、自動運転フォークリフトを組み合わせ、トラックの入庫から出庫までを自動化。ドライバーの拘束時間を従来比約50%削減しました。

異業種との共同配送にも取り組む

花王は三菱食品株式会社とともに、食品・日用品・医薬品・出版の9社による共同配送コンソーシアム「CODE」を2026年4月に発足しました。物流データの利活用技術を活かし、業界の垣根を越えた共同配送や幹線共同輸送を通じて、持続可能な物流基盤の構築を目指しています。