TOPニュースコクヨサプライロジスティクス、ゲーミフィケーションで物流現場の働きがい向上を検証
業界ニュース

コクヨサプライロジスティクス、ゲーミフィケーションで物流現場の働きがい向上を検証

公開日:2026.07.28最終更新日:2026.08.30

コクヨサプライロジスティクス株式会社は、首都圏IDCで物流現場の人材定着・働きがい向上を目的とした実証実験を2026年7月に開始しました。倉庫管理システムの作業データを個人の経験値や成長グラフとして可視化し、2027年1月の本格導入を目指します。

このニュースのポイント

  • 首都圏IDCで物流現場の働きがい向上を目指す実証実験を開始
  • ピッキング件数や作業時間を経験値・成長グラフとして可視化
  • 2026年12月まで検証し2027年1月の本格導入を目指す

コクヨサプライロジスティクス株式会社は、首都圏IDCでゲーミフィケーションを活用した物流現場の人材定着・働きがい向上に関する実証実験を開始しました。実施期間は2026年7月から12月までで、2027年1月の本格導入を目指します。

作業データを「成長の見える化」に活用

実証では、倉庫管理システムから取得したピッキング件数や作業時間などのデータを、個人の「経験値」や「成長グラフ」としてウェブアプリ上に蓄積・可視化します。他者とのランキングではなく、自ら設定した目標や過去の自分との比較を通じて達成感を得られる仕組みを検証します。

ゲーミフィケーションの仕組みを導入

コクヨのIoT文具「しゅくだいやる気ペン」開発チームが持つ習慣化ややる気の可視化に関するノウハウを物流現場へ応用します。プロトタイプでは、日々の作業実績に応じてアプリ内でコインを付与し、そのコインで植物を育てる仕組みなどを取り入れています。仕様は実証期間中の現場の反応やフィードバックを踏まえて更新する予定です。

KPIを設定して効果を検証

実証では、UI・UX上の価値や技術的な実現可能性、本格展開に向けた判断材料を検証します。KPIとして、「今日もいい仕事ができた」と実感したスタッフの割合80%以上、実証期間中のアプリ継続利用率70%以上を設定しています。千葉商科大学とも連携し、産学連携で提言されたアイデアの具体化を進めます。