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glafitと椿本チエイン、配送向け3輪電動モビリティ「WIZMO」の共同開発を本格始動

公開日:2026.11.02最終更新日:2026.11.06

glafitと椿本チエインは、デリバリー業務向けの3輪特定小型原動機付自転車「WIZMO」の本格的な共同開発を開始しました。16歳以上であれば運転免許不要で利用でき、最大30kgの積載に対応する電動モビリティです。2027年1月から実証実験を開始し、2027年度末の販売開始を目指しています。

このニュースのポイント

  • glafitと椿本チエインが配送業務向け3輪特定小型原付「WIZMO」の本格共同開発を開始
  • 16歳以上は運転免許不要で最大30kgの積載と独自スイング機構による操縦性を追求
  • 2027年1月から実証実験を開始し2027年度末の販売開始を目指す

glafitと椿本チエインは、フードデリバリーや宅配、新聞配達などの業務用途を想定した3輪特定小型原動機付自転車「WIZMO」の本格的な共同開発を開始しました。従来「Full電動Cargo」と呼んでいた車両を発展させ、運転免許不要で利用できる積載型の電動モビリティとして、2027年度末の市場投入を目指します。

50cc原付バイクに代わる配送車両を開発

デリバリー業界では、フードデリバリーや宅配、新聞配達などに50cc原付バイクが広く利用されてきました。しかし、排出ガス規制への対応が技術面・コスト面で難しくなり、国内メーカーによる従来型50cc原付バイクの生産は2025年10月に終了しました。こうした背景から、電動バイクや特定小型原動機付自転車への関心が高まっています。両社は、配送業務に適した新たな車両の選択肢を提供し、人手不足への対応を支援する考えです。

免許不要で最大30kgの荷物を積載

「WIZMO」は、16歳以上であれば運転免許不要で利用できる特定小型原動機付自転車です。最大30kgの積載に対応し、配送用ボックスやキャノピーなどのオプションパーツによって用途に応じた仕様を構成できます。特定小型原動機付自転車は、定格出力0.6kW以下、車体の長さ1.9m以下、幅0.6m以下、最高速度20km/h以下などの基準を満たす車両区分です。配送業務で利用する車両の選択肢を広げることを目指しています。

独自のスイング機構で操縦性と安定性を追求

車両には、椿本チエインが独自開発したスイング機構を搭載します。3輪構造でありながら2輪車に近い操縦性を目指し、運転経験の少ない利用者でも扱いやすい設計としています。また、低重心の車体構造を採用し、安定感のある走行性能を追求します。glafitが持つ電動パーソナルモビリティの設計・開発技術と、椿本チエインの機械技術を組み合わせ、試作段階から品質と実用性の向上を図ります。

2027年1月に実証実験、年度末の販売開始を計画

両社は2027年1月から実証実験を開始し、2027年度末の販売開始を目指しています。今後は開発だけでなく、販売面での協業についても検討を進める予定です。椿本チエインは電動アシスト付き3輪自転車「LA SI QUE」に続くeCARGO事業の製品として「WIZMO」を位置付けています。両社は、配送現場での使いやすさと安全性を備えた3輪電動モビリティの実用化を進め、ラストワンマイル配送の省人化に貢献する方針です。