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スペースデータ、AGVの台数・配置を事前検証する物流シミュレーションを開発
公開日:2026.10.30最終更新日:2026.10.30

スペースデータは、倉庫内の無人搬送車(AGV)やフォークリフトの動きを3D空間で再現し、設備導入前に台数や配置による作業時間・渋滞の違いを比較できる物流シミュレーションを開発しました。小規模倉庫を想定した検証では、フォークリフトの増加による作業時間短縮や、受け渡し台の配置変更によるAGVの渋滞解消を確認しています。
このニュースのポイント
- AGVやフォークリフトの動きを3D空間で再現し導入前に台数・配置を比較
- フォークリフトを1台から2台に増やした検証で作業時間を約60分から約36分に短縮
- 受け渡し台の配置変更により作業時間を維持したままAGVの渋滞を8回から0回に削減
スペースデータは、ロボットの導入・運用・学習を支える基盤「RobotBrain」の導入前検証機能の一つとして、倉庫内の無人搬送車(AGV)やフォークリフトの動きを再現する物流シミュレーションを開発しました。機器の購入や配置換えを行う前に、台数や配置の違いによる作業時間や渋滞の傾向を比較できます。
倉庫内の作業工程を3D空間で再現
小規模倉庫の3Dモデル上で、トラックからの入荷、AGVによる搬送、フォークリフトへの受け渡し、ラックへの格納、出荷までの一連の動きを再現します。棚や柱、壁、他の車両との位置関係も反映し、限られた床面積や通路内での機器の動きを仮想空間上で確認できます。
台数と配置を変えてボトルネックを検証
AGVとフォークリフトの台数、受け渡し台の配置を変更して比較したところ、フォークリフト1台ではAGVを増やしても作業時間は短縮せず、フォークリフトを2台にすると約60分から約36分に短縮しました。また、受け渡し台の配置を見直すことで、作業時間を維持したままAGVの渋滞を8回から0回に減らしました。今後は実在する倉庫の図面や運用データを取り込んだ検証へ発展させる方針です。