業界ニュース
リアライズ・イノベーションズとセイノーラストワンマイルグループ、運転挙動データ活用の安全管理PoCを完了
公開日:2026.08.05最終更新日:2026.08.30

リアライズ・イノベーションズ株式会社は、株式会社地区宅便、日祐株式会社と共同で、軽貨物業界の事故削減に向けた運転挙動データ活用PoCを完了しました。スマートフォンで取得した運転挙動データと交通安全教育を組み合わせ、個々の運転特性に応じた安全運転支援の有効性を検証しています。
このニュースのポイント
- 軽貨物ドライバーの運転挙動データを活用した予防型安全管理PoCを完了
- 交通安全教育受講者の64.7%で総合運転スコアの改善を確認
- 運転特性に応じた個別の安全運転支援につなげられる可能性を確認
本PoCでは、スマートフォンアプリで取得した運転挙動データを継続的に分析し、ドライバーごとの安全運転傾向や留意要因を把握しました。速度管理、急加速、連続運転時間などの傾向を可視化し、個々の運転特性に応じた指導やフォローアップにつなげられる可能性を確認しています。
交通安全教育の効果を検証
運転挙動データと交通安全教育コンテンツの受講履歴を組み合わせて分析したところ、受講者の64.7%で総合運転スコアが改善しました。非受講者の改善率は39.1%でした。また、受講者では速度管理に改善余地が見られる運転傾向が58.8%、急加速傾向が52.9%、急減速傾向が47.1%改善しました。継続的な安全運転支援が必要と判定された状態が継続した割合は、受講者群23.5%に対して非受講者群47.8%となりました。
今後は、分析精度の向上や継続的なフィードバック運用の仕組みづくりを進め、運転挙動データと交通安全教育を統合した予防型安全管理ソリューションの社会実装を進める予定です。睡眠データや健康データを活用した分析の高度化にも取り組みます。