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シャープと豊田自動織機、自動倉庫の出庫計画算出を約5分の1に短縮する基盤技術を確立
公開日:2026.09.04最終更新日:2026.09.10

シャープと豊田自動織機は、疑似量子アニーリング技術を活用し、自動倉庫の出庫計画を算出する基盤技術を共同で確立しました。1日10万個以上を扱う大規模物流センターを想定した検証で、最適な出庫計画の計算時間を従来手法の約5分の1に短縮できることを確認しました。
このニュースのポイント
- 疑似量子アニーリングを活用した出庫計画の計算モデルを構築
- 大規模物流センターを想定した検証で計算時間を従来比約5分の1に短縮
- 実運用環境での検証と入庫計画・在庫配置などへの適用拡大を予定
シャープと豊田自動織機は、疑似量子アニーリング(SQA)技術を活用し、自動倉庫で最適な出庫計画を算出するための手法と計算モデルを共同で確立しました。両社は本成果について共同で特許を出願しています。
大規模物流センターを想定して検証
豊田自動織機の物流ソリューションで構成する、1日10万個以上を取り扱う大規模物流センターを対象に、出庫計画の算出へシャープのSQA技術を適用しました。設備能力や出荷期限など出庫経路の選択に影響する条件を数値化し、重要度に応じて重み付けすることで、複数の条件を総合的に評価する手法と計算モデルを構築しました。
計算時間を従来比約5分の1に短縮
検証では、同一の出庫条件と計算環境において、豊田自動織機が従来使用していた計算手法と比較し、最適な出庫計画を算出するまでの計算時間を約5分の1に短縮できることを確認しました。今後は実運用環境で検証を進めるとともに、出庫計画に加えて入庫計画や在庫配置などへの適用領域拡大を図ります。